記事検索

  • Googleによる全文検索

    ウェブ全体から検索
    サイト内検索
無料ブログはココログ

Tools

2019.02.16

【受贈】『法と国制の比較史』

水林彪・青木人志・松園潤一朗編『法と国制の比較史―西欧・東アジア・日本』(日本評論社、2018年)を、松園さんより受贈。ありがとうございます。目次はこちら
本書の中には記載が無いようですが、水林氏の古稀を契機として編まれた論集で、日本における法制史研究の現在について、各地を対象とした論考が掲載されています。また、前半は理論的な論考もあり、内容は重厚。
…というか、私自身が全くの門外漢なこともあり、この程度の薄っぺらい紹介しかできず、お恥ずかしい限りです。

日本史については古代から近世までを対象とした論考が多く収められており、細かい点は別として、日本史についてある程度の理解があれば味読できるようになっています。諸論考に対する感想はここでは控えますが、専門外ながら、事実関係で参考になった点はいくつもありました。今後の私自身の研究にも活かしていきたいと思います。
御礼が大幅に遅れた上に、紹介も浅い内容でお詫びする次第です。

法と国制の比較史
法と国制の比較史
posted with amazlet at 19.02.16

日本評論社
売り上げランキング: 1,104,256

2019.01.01

2019年

あけましておめでとうございます。
ここ数年同じ事を書いていますが、すっかり死に体となったこのブログを本年も宜しくお願いいたします。
ホームページの方は開設してから今年で20年になりますが、もはや機能しているのは掲示板だけになってしまいました(笑)。ちなみに、このブログは今年で15年になります。惰性ながらここまでよく続いたものだと思います(笑)。

昨年は少しずつ原稿を書き進めてはいたのですが、結果的に発表論文は7年ぶりにゼロでした(書評2本だけ)。
望ましくない状態になってきましたが、年齢的にもひと踏ん張りな時期なので、気を取り直して頑張りたいと思います。(酒量は増える一方ですが…)

また、予定通り進めば、来年度の後半からは一生に一度という経験をする機会があるかもしれません。
詳細は正式に決まればご報告したいと思いますが、現時点では、それを実現すべく精進したいと思います。

年明け早々に報告が立て続けにあるので(うち一つは英語…)、休まる暇はありません。
ともあれ、後悔しない一年となるようにしたいと思います。
みなさんにとってよい一年となりますように。

2018.12.16

【受贈】『中世の荘園経営と惣村』

似鳥雄一『中世の荘園経営と惣村』(吉川弘文館、2018年)受贈。ありがとうございます。

中世荘園制に正面から取り組んだ重厚な論考。かつての中世史研究の花形とも言える分野ですが、近年ではめっきり研究が少なくなっています。本書はそのような研究状況に一石を投じる成果と言えるでしょうか。

本書の分析対象となっているのは、主に備中国新見荘、紀伊国鞆淵荘、そして近江国菅浦と、かつて研究が盛んだった時代にも頻繁に取り上げられたフィールドです。史料の残存状況に制約を受ける分野である以上、それは仕方の無いところでしょう。
とはいえ、研究手法はかつてのものと同じではありません。関連史料の徹底的な読解という基本的な作業は当然ながら変わりませんが、現地調査の調査手法は技術革新によって大きく変わっています。現地での聞き取り調査等をベースとしつつ、当地の地形や水利、田畑の分布状況などをGPSなどの技術を用いて検証が加えられます。荘園調査においてこのようなIT関連の技術を応用する作業はまだ確立の途上といえますが(関連するほかの近著をいただいていますが、その紹介はまた改めて)、現段階における活用事例として今後の研究に大きく寄与することとなるだろうと感じました。

さて、新稿のうち、永禄9年(1566)に発布された浅井氏の撰銭令に言及している第二部第四章について感想を一言。
本章では、菅浦が「自検断」を達成した惣村と評価されてきた点について、「自検断」と記した史料が一点しかないことに注目し、当該史料が発せられた背景を検討しています。その結果、「自検断」の呼称は「私検断」を否定する浅井氏の撰銭令に対抗したもので、菅浦でこの撰銭令を破って商業トラブルの「自検断」を行った住人を浅井氏に密告した別の住人に対して、「自検断」の論理を標榜して村が密告者を排除しようとしたものと位置づけています。
その評価には踏み込みませんが、やはり気になるのは、「自検断」の論理を持ち出した背景に上記撰銭令の関与を推測した点です。それを裏付ける史料がないので、必ずしも実証が果たされたわけではないように読み取りました。今後の関連史料の新発見は見込めそうにないので、著者の論理が説得力を持ちうるかどうかにかかっていますが、これからどのような評価が与えられるかを見守っていきたいと思います。(参戦するつもりはない(笑))

中世の荘園経営と惣村
似鳥 雄一
吉川弘文館
売り上げランキング: 980,842

2018.11.26

日々追われる

Nanhai1

11月になっても相変わらずです。
月初には、香港経由で広東省陽江にある広東海事博物館で展示されている、「南海1号」沈没船を見に行ってきました。
12世紀後半に広東近海で沈没したとされる貿易船で、東南アジアのどこかへ向かっていたと考えられています。船体をそのまま展示しているのは珍しく、積荷も含めて大いに勉強になりました。
忙しいとはいえ、こういった貴重な経験もできているので、それを糧にして与えられた課題に取り組みたいと思います。
幸い体調は問題ないですが、いま健康を損ねたら計画が破綻するので、気をつけたいと思います。

2018.10.28

忙殺

Prague

もう一ヶ月以上前ですが、夏休みにはチェコへ行ってきました。
精神を安定させるのに必要な旅行ということでご容赦ください。

そのツケというわけか、後期が始まってからはスケジュール過多で、ここの更新どころではなくなってしまいました。
授業等もですが、なにしろ抱えている原稿が火の車。
本を読む時間すらままならず、いただいた本の御礼も書けず、申し訳ありません。

来月になると少しは落ち着くと思うのですが…。
業界から忘れ去られないよう、精進いたします。

«【受贈】『陰謀の日本中世史』

2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

Amazon

最近のトラックバック