訃報 角田文衞氏
考古学や古代史の泰斗で、古代学協会をリードしてこられた角田文衞さんがお亡くなりになったそうです。
日本古代史では知らぬ者の無い大学者ですが、それのみならず、海外での発掘調査にも精力的に参加され、知見をお持ちであったことは、とても凡百には真似できない功績ではないかと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。
考古学と歴史学を統合した「古代学」を提唱し、海外の発掘調査も率いた考古学者、角田文衞(つのだ・ぶんえい)さんが14日、急性呼吸器不全で死去した。95歳だった。
(中略)
福島県出身。京都大卒業後、戦前のドイツ、イタリアに留学。戦後、大阪市立大で教えた。51年に古代学協会を設立し、67年に平安博物館(現・京都文化博物館)をつくった。
平安京跡などのほかエジプト・アコリス、イタリア・ポンペイの各遺跡の発掘調査を手がけた一方、紫式部、清少納言ら平安女性文学の独創的な研究など、業績は多岐にわたる。京都の冷泉家の典籍・古文書類のリストづくりと財団法人化などにも尽力した。
著書に「古代学序説」「平家後抄」「ヨーロッパ古代史論考」、編著・監修に「古代王権の誕生」などがある。
―http://www.asahi.com/obituaries/update/0515/OSK20080
5150077.htmlより
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