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2004.10.30

日常の東と西

なんか最近無性にお好み焼きが食べたい。思えば東京に来てから一度も「お好み焼き屋」に入ったことがない。

折に触れ取り上げているが、私は関東在住関西人ってことで、さりげないところにやはり微妙な違いを感じることがしばしばある。言葉なんてのははっきりしているしわかりきっていることなので今更つべこべ言う必要もないが、とりわけ本当の日常の部分で、改めて風土というか文化というべきか、そうした部分への違いに気付かされる。

その一つがずばり醤油。…というとわりと有名な話じゃないかというツッコミもありそうだけど(笑)、実は私自身はこれまであんまり気にしないできた。勿論味の違いを強く感じて来たことは確かだが、受け入れるべき現実というか、東に来たら東の醤油を味わうのがスジだろうという感覚だったか。実際、小規模なスーパーやコンビニではキッコーマンヤマサしか置いてない。種類は豊富だが、メーカーは東がほとんどを占める。
ところが先日ふとあまり行かなかった近所のスーパーに行ってみると、ヒガシマルの薄口醤油が1種類だけ置いてあったので即購入。懐かしさと同時に、私にとっての本当の醤油の味に再会したような気がした。

薄口しかないのがいかにも残念なのだが、実のところ、関西の醤油は本来薄口であり、濃口は関東オリジナルのものだったそうで(詳細はここ)。正直言ってあまり詳しいことは知らなかったので一々納得したが、これを機会に、醤油の東と西について再確認した。実家に帰るといつもカップうどんを買いだめして帰ろうかと思ったりするんだが、そうか、醤油は考えたことがなかった。

日本社会の歴史における東と西に着目したのは言うまでもなく網野善彦さんだったが、網野さんが必ずしも触れていない、非常にさりげない所にもしっかりと「東と西」がある。それを見付けるのも一興だが、その違いを煽るのではなく、その違いの歴史的背景をしっかり認識していくことにより日本社会の成り立ちが少しでも見える気がして愉しい。

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