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2005.06.01

「枚」という数え方

先日散髪に行った時、うつらうつらしながら流れているラジオを朧気に聞いていると、養老孟司さんが新書執筆に関して話していたのが聞こえてきた。詳細はよく覚えていないが、「新書は2~300枚程度の分量だから書きやすいし読み切りやすい」とか、そういう話だったと思う。その時養老さんも説明していたが、「枚」という数え方。そうか、医学の分野でもこの数え方使ってるのねぇ…なんて思いまして。

業界の方には当たり前の「枚」。よく知らない方は、少年時代には見るのも嫌だった(笑)400字詰原稿用紙を思い出していただきたく。原稿執筆の際の計数単位で、通常は1枚=400字を指します(ただし200字詰原稿用紙もあったので、200字を指すこともある)。昔はこの原稿用紙に文章を書くのが当然だったので、原稿用紙の枚数で全体の字数を計算するわけです。
この感覚が染みついてしまうと、逆に実際の字数にはぴんと来なくなってしまいます。「30000字」とかと言われてもどれくらいの分量なのかがすぐにわからなくて、必ず400で割って「枚」に換算します。この経験をした人は多分少なくないでしょう(笑)。研究分野によっては、「枚」を使わずに実際の字数で計算する方が主流の所もあるようですが。

ちなみに日本史の場合、論文は50~80枚(20000~32000字)、研究ノートは20~50枚(8000~20000字)、書評は10~20枚(4000~8000字)くらいが一般的ですが、「枚」と「字」、ぴんと来るのはどちらでしょうか? やはり私は前者です。博論では1000枚くらい書かれる方も多いですが、字数だと400000字。ぱっと見ただけではもうよくわかりません(笑)。
もはや原稿用紙で文章を書く人はかなり少なくなってきたと思いますが、慣習としてこのような数え方がしっかり残っているのは面白いですね。なぜ兎を「羽」と数えるかはご存じの方も多いでしょうけれども、いろんなモノの数え方にも歴史があることに気づかされます。

もう一点驚いたんですが、新書って思ったより分量少ないんですね。ページ数がわりとあるから惑わされていたけど、1頁当たりの字数は確かにそんなに多くはないですからねぇ。その分労力が軽減されるから、専門家も新書なら比較的抵抗無く書ける…ってな趣旨の話も養老さんはしてたような。なるほど、新書がはやる背景にはこういう事もあるのね。

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コメント

「枚」、その通りですね。なぜだか知らないけど、馴らされてます。原稿書くときも最終的に40×40字の設定にワープロを合わせて目算したりしますね。

英文だと10000wordとかdouble spaceとか言われるけど、皆目見当がつきません。結局書いた後でWordの語数チェック使ってます。

あぁそうか。私は英文には縁がないのでよくわからないんですが、日本語以外で文章を書く時はやはり字数(単語数)で数えるのが主流なんでしょうかね。
ただそれだと、日本語以外の言語を使うことが多い研究分野だと字数で数えるのが主流ということになりますが、どうもそうでもないようですね。

数え方で言えば、カネの数え方も独特な風習がありましたけど、その辺は改めてブログネタにします(笑)。

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