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2005.07.07

サマーセミナーという行事

業界外の方で知っている人はおそらくほとんどいないと思いますが、日本史学では夏休み期間中に「サマーセミナー」という一大イベントがあります。2泊3日程度で全国の研究者が合宿して研究報告をしたり、史跡見学を行ったりする行事です。幹事はそれぞれの地域の研究者の持ち回りになっています。
専門の時代ごとにいくつか分かれていて、例年の開催時期もそれぞれ異なっているんですが、今年もそれぞれの時代ごとに滞りなく開催されるようです。この行事、とりたてて特定の学会等の後援があるわけではなく、あくまで自主的に開催する形式となっているのですが、もう半世紀近く続いていて、伝統があります。
ただやはり参加費用が結構かかるので、近年では参加者の平均年齢が少し上がっているようです。かくいう私も去年が初参加で、それまでは資金繰りが困難であることを理由に見送ってきていました(まぁ人見知りするという理由も大きいのですが)。しかし補助を出せるような後援団体があるわけではないので、そこらへんは仕方のないところでしょう。

そしてどういう巡り合わせか、今年は私がそこで報告をすることになりました。しかもその準備が遅々として進まず、悶々とする日々。しかも今年の中世史サマーセミナーは、実は私の誕生日とかぶっていて、まさにその日に報告する可能性も高い。振り返れば2000年の誕生日は修論構想報告をやりましたが(笑)、2005年の誕生日は研究報告とあいなる可能性が。因果だなぁ。

まぁそんなことはともかく(笑)、こういう伝統が揺るぎなく受け継がれているのは感慨深いものですね。そもそもの発足の契機は、まだ交通機関が発達していない時代において別々の地域の研究者が一堂に会する機会を一年に一度は作りたいというものだったそうです。そしてそれが成功し、今に至っています。ところが十分に交通機関が発達した今においてむしろ、地域間の交流が徐々に疎かになってきたような気がします(気のせいかもしれませんが)。改めてサマーセミナーが開催される意義を自覚し、参加しないといけませんね。

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