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2005.08.04

文書展示に対する一般の目

汗だくになりながら通い詰めてやっと当初予定の史料めくりを終える。さて、あとは整理と分析をせねば…って、そっちの方が問題なんだが。

その行きの電車の中で新聞を読んでいると、投書欄に目が留まる。いわく、博物館の古文書の展示で説明を多くして欲しいというような内容。
確かに、文書の展示は比較的解説が少ないような気がする。博物館にもよるし、展示の主旨にもよるかもしれないが、単に文書を並べただけのような展示はやっぱり不親切だと思う。翻刻と簡単な内容の説明くらいは最低限あってもいいのではないだろうか。贅沢を言えば、その文書が持つ学術的意味のようなものがわかりやすく解説されていればいいのだが。
もちろん展示の準備は大変だろう。また、あまり解説を増やしすぎると滞留時間が長くなって混雑したり、見栄えも悪くなるなど、デメリットも考えられる。ただ、いかにも怠慢だな~というような展示も少なからずあるので、そういう所には是非ともご一考いただきたいところ。

とはいっても、たとえ解説を増やしても、来客のほとんどは文書展示をスルーしてしまうんだろうなぁ。労多くして功少なしと思われても仕方がないか。美術品のような見た目のインパクトが無いのはどうしようもない。

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コメント

いつも楽しく拝見しています。

ご指摘のとおり、文書の展示は大変なんです。
博物館であれば、文書は数ある展示品のひとつですが、ボクの勤務する文書館の場合、それが全てですから、より一層・・・。

なかには、「もっと立体的でカラフルな展示が見たい」と言い出すお客さんもいて、準備のたびに頭を悩ませます。
学芸員やアーキビストのなかにも、独自の哲学(?)を持つ人がいるようで、展示方法についてはさまざまです。

ただ、見てもよく分からないとか、面白くないというのは、問題外のはずなんですがね。
困ったものです。

>あるアーキビストさん

書き込みありがとうございます。
一般の方に文書の面白さを伝えるのって、やっぱ難しそうですよね。展示を通して想像力を掻き立てる事に愉しみを覚える人ってのはおそらく一握りで、ほとんどは見た目の美しさやわかりやすさを求めるでしょうから。

文書の魅力をどのように伝えるべきか。こういうのはもちろん博物館学として確立していないわけですから、今は試行錯誤の段階というところでしょうか。工夫を共有できるような体制もまだまだこれからといったところでしょうかねぇ。結構重要な課題のように思います。

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