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2005.10.20

お説教オヤジが大臣やってる国

ところでかのダメダメ文科相ですが、先日の国会で「教育勅語を読むと、本当にいいことが書いてあるなあと私自身は思っている」と発言したそうです。慣れっこなのか特に問題でもないと思ったのか? マスコミではなぜかほとんど言及されていませんので、一言。
中山成彬文科相の教育政策に関しては、こちらで批判されていますが、これを読むと、どうも思いつきの発言ではなく、本気でそう思っているようで。
で、どれだけ「いいこと」が書いてあるんだろうということで、全文はこちら
一々解釈はしませんが、どうも賛美する方々の中には、「我が」を「我々(国民)が」とかにしたり、「臣民」を「国民」に「現代語訳」するような意図的な曲解が見受けられるのでご注意を。

多分「いいこと」としたのは、「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ知能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ」という部分なのでしょう。親孝行をし、兄弟夫婦は仲良く信じ合い、他人を敬い、学問に努めて知徳を醸成し人々の役に立ちましょう…と。まぁ確かにここだけ読めば「いいこと」かもしれませんが、いや勅語の真意はそこじゃなくてその後の部分だし。
それはともかく、そもそもその「いいこと」を法律に書き込んで何か変わるのでしょうか? スローガンとしてはまだわからんでもないが(説教臭いけど)、そんなの勝手に自著なり講演なりでやってくれ、と。教育基本法が無謬だとは言わないけど、変えたら教育が突然うまくいくのか。なぜ教育問題になると相も変わらず具体的な検証を重ねようとせず、わがまま勝手な精神論ばかり押しつけようとするんでしょうかねぇ。

大体、国家のために国民があるのではなく、国民のためにある国家こそが「民主主義国家」である事を大臣に“教育”せねばならないというのは、なんともお寒い話です。

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コメント

愛国心を説く政治家に限って、選良という意識がまるでなかったりするんですよね~ まずは、己の道徳心を振り返ってほしい。

やはり以後報道がまったく無いので誤報だったのかと思って確認してみたんですが、発言は事実のようですね

○中山国務大臣 教育基本法につきましては、私も何度も読み返しておりますが、大変立派な法律だと私は思っております。ただ、どこの国でも通用する教育基本法だと思っているんですね。その中で、やはり日本的なものというのがちょっと欠けているのかな、こういう感じがするわけでございます。
 ちょっと申し上げますと、教育基本法が制定されたときには教育勅語というのもございまして、この二つの法律が車の両輪となって日本の教育をやっていこうということでございましたが、GHQの指令によりましてこの教育勅語が廃止されたわけでありまして、戦後の日本の教育というのは、ある意味では片肺飛行でやってきた。そこで、先ほど井脇委員からもお話がありました心の問題だとか、いわゆる道徳だとか、公の心だとか、日本人としてどういう日本人を育てるんだという観点が抜けたそういう教育が戦後ずっと行われてきたんじゃないかな、そこにも今日的なさまざまな課題が生じているんじゃないかな、こう思っているわけでございます。そういう意味で、教育勅語を読んでみますと、本当にいいことが書いてあるなと私自身は思っております。
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm 文部科学委員会10/19)

まぁこの程度の「道徳」なら、元ネタは孔子まで遡りそうなんですけどね(笑)。大臣になるほどの方ならそれくらい知ってるとは思いますがね(嫌味)。
もっとも、孔子を出すと自家撞着がばれるからなんでしょう(笑)。

まずはご自身が公僕の意識を持っていただきたいものですね。ここで言う、「日本的」とは、天皇制、それとも家父長制、はたまた両方? いずれにせよ、明治政府が生み出した幻想でしかないと思いますけど。

まぁ何にしろ、かの発言では教育基本法を変えねばならない客観的根拠は全く何も語っていない、ってが問題ですわな。
とはいうものの、大臣の言動はどんなに執るに足らないものであっても、有害なものであっても、影響を与えるものなわけで。それだけの覚悟があってこういう発言をしているのか、と。

仮に誤りであったということになれば、それこそ切腹でもする覚悟があるのか。それくらいの責任がつきまとうことが、少なくとも彼の言う「日本的」な所だったんじゃないでしょうかねぇ(笑)。

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