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2005.12.24

私にできること、歴史学にできること

私はこれまで、何ができたのだろうか。
私はこれから、何ができるのだろうか。
私はこれから、何をすればよいのだろうか。

止まぬ戦争、愚鈍な政治家たち、あふれる金の亡者。エゴイズムの覆う社会。

私もまた、エゴイズムに陥ってはいないだろうか。否、多かれ少なかれ、エゴイズムに支配されているに違いない。そして、研究とは、そのエゴイズムを社会に“押しつけようとしている”行為なのかもしれない。そう思う方が、まだ健康的なのかもしれない。

ちっぽけな私の、力の無さがもどかしい。でも、力を持つとロクでもないことをしてしまうかもしれない。自己を抑圧しながら、自己を主張すること。「研究」とは、いきおい自己矛盾に満ちた行為のように思える。今なすべきは、その葛藤を自覚することくらいしかないか。

今年もまた、あまたの研究者によってあまたの研究がものされました。私も、なんとかささやかな貢献ができそうです。
しかしながら、一年を振り返ってみて、私(たち)は「歴史」に何を残すことができたのでしょうか。当然ながら、結果を焦ってはいけません。だけれども、このまま進んで有意な結果を得ることができるのか、という不安も少なくありません。
誰彼とわず、今の社会は矛盾に満ちた世界に映ると思いますが、その矛盾をいかにして克服すれば良いのでしょうか。私には今はわかりません。しかし、歴史学はそれを可能にする学問の一つであることを、少なくとも私は信じています。だからこそ、今までも歴史学に触れてきたし、これからも歴史学に携わり続けたいと思っています。

どんな苦悩があっても、くよくよしてはいけない。希望を持ち続けたい。

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