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2006.02.12

国会図書館の独法化案について

昨今は時事ネタに溢れていますが、どれも食指が動かず、というか…。大して奇抜な提言ができるわけでもないし。
そんな中、ふと気になったのは、国会図書館独法化の動きがあるそうで。既にこちらこちらで話題に上っていますが、その動きを懸念する国会図書館側の意見もネットで公表されています(こちら[pdfファイル])。
自民党がどのような理念のもとに独法化しようと考えているのかは今のところわからないので何とも言えませんが、独法化したことによって国会図書館の機能が縮小するのであれば、個人的にはあまり賛成できません。
いち国民としては結果的に国会議員の立法能力を損なう結果になってはもちろん困りますし、しかも国会図書館のいう「納本図書館」としての機能が損なわれることは、研究進展にとって大きな阻害要因となるので、個人的にはこちらが非常に問題です。
おそらく独法化の目的は「効率化」にあるものと思われます。もちろん「ムダを省く」という意味における「経費節減」という理念そのものは今や「国民の総意」と言って過言ではないでしょうから、それそのものについては、私が抗ったところで仕方のないことでしょう。しかしそれが「収益性」という言辞にすり替わり、結果として図書収集という基幹的業務に経済効率のみが優先されると、極端にいえばそこらの本屋と変わらない発想に陥る懸念が高まります。「不経済」な書籍は元々採集されないか、既にあるものが将来的には廃棄されることも考えられます。
言い方は悪いですが、「こんな本誰が見るんだ」というようなものも、遺漏無く採集するような図書館が国に一つくらいは必要ではないかと思うのですが…。で、そんなのはもちろん民間にはできません。

つらつら思うに、国会図書館って、そもそもその存在意義が「経済性」と相反するもののようにも思うわけですが…。国会図書館に行くと、時折国会議員の方々がまじめに調査されている姿を見かけますが、こういう方々はいかがお考えなんでしょうかね。

なんかまだあんまり考えがまとまってないので、さしあたり問題提起ということで…。

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