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2006.05.13

2000本と名球会

今日は野球のややマニアックなお話。
横浜の石井琢朗選手が2000本安打を達成したというのが、やや地味めに(笑)報じられています。投手として勝利投手経験があるのが川上哲治以来というのが注目されているようですが、私は投手時代の記憶がまったくないのでなんでだろう?と思っていたんですが、そうか、投手時代は名前が「忠徳」で、野手転向で改名していたからなんですね。石井忠徳投手とくれば、多少記憶はあります。

プロ野球で2000本安打を達成したのは34人目。ただし基本的に「何人目」のカウントはメジャーでの成績が加味されないので、日米でとっくに超えているイチローは入っていません。この辺から段々胡散臭さを感じ始めるのですが、実は、もっと達成者が少ない成績に迫っている人もいます。
よいしょするつもりはあまり無いんですが(笑)、オリックスの清原和博選手です。1500打点まであと2となっているのですが、1500打点をクリアしたのは過去7人しかいません。最近では巨人の工藤公康選手が2500奪三振をクリアしましたが、これも歴代8人目(ちなみに野茂英雄選手は3000奪三振を超えています)。ヤクルトの高津臣吾投手は歴代1位の260セーブ(2位の佐々木主浩はメジャー時代をカウントされず)、等々。

「2000本安打、200勝」というのが、「名選手」という称号を得るためのラインとして丁度良いという感覚が万人に受け入れられているのは確かだと思いますが、少し引きずられすぎなのではないかと思います。
このラインが「基準」となった契機はご存じ名球会の存在なわけですが、実態は「金田正一翼賛会」なのも有名ですね(笑)。「昭和生まれ」の条件を付けて川上哲治(大正生まれ)らを排除したのもよく知られています。最近メジャーの成績も加味するようになったそうですが、あんまり効果はない模様(ちなみに松井秀喜選手があと少しで日米2000安打到達ですが、目的はこれか、なんて(笑))。
名球会はいろんなボランティアや普及活動を地道に行っていて、その点は評価すべきだと思いますが、ただしそれが主目的であればハードルの高い入会資格を設定する必要などないわけで、結局はこういう活動は付け焼き刃的な活動だという冷めた見方もできるのではないでしょうか。主目的はハワイでどんちゃん騒ぎすることじゃないのか、という話もあったりで(笑)。

もっとも、名球会がどのような参加資格を設定し、活動をするかというのは、「そんなの勝手だろ」と言われればそれまでです。しかし、彼らの設定したラインに横並びに盲従して「名選手認定ライン」と決めつけ大々的に取り上げる一方、そればかりに目を向かせるような報道のあり方は再考願いたいところです。マニアックな意見かもしれませんが、野球ってのは数字に注目するにしても、安打や本塁打や勝利だけじゃなくて、ほかにいろんな偉大な「数字」があるわけでして、マスコミはそれをもっと啓蒙するような姿勢にあってほしいわけです。要するに、「名球会規定」が絶対視されている現状を相対化することすらできんのか、と少々がっかりすると言いたいわけで(笑)。

付け足しみたいですけど(笑)、2000本安打を達成した選手が素晴らしいことはもちろんです。でも、ほかにも讃えられるべき人はたくさんいるんじゃないですか?ということでして。

まぁ野球の世界での名球会の存在自体は、私らにとってはまったく対岸の火事なんですが、どうも私らの業界にも、似たような実態の組織があるとかないとか…? いうなかれ。

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