信州(12) 林城跡


筑摩神社から東へ車で15分ほどの所にある林城跡。小笠原氏は15世紀後半になるといくつかの家に分裂して内訌状態となりましたが、そのうち井川城(現松本市)を本拠とした一派(深志小笠原氏と呼ばれるそうで)の小笠原長棟が16世紀前半に築いた城です。周囲に支城を築いて堅固を誇ったようですが、長棟の子である小笠原長時が武田氏の攻撃を受けて没落。武田氏は深志城(今の松本城)を拠点としつつも、林城は利用されないまま廃城となったようです。
ほかの支城を含め、武田氏が入った後に少し手が入れられた可能性が考えられるものの、「竪堀の構造・配置など、小笠原氏の山城に特徴的な基本構造は、今日までよくその姿を留めており、これらの城砦群は、小笠原氏の興亡を語る貴重な史跡である」(現地看板より)とのことです。こちらに縄張図が掲載されています。
次回からは塩田荘関連になります。
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