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2006.10.08

消える町のシンボル

20061008b東京都国立市にあるJR中央線国立駅の駅舎は、今年で築80年。都内の木造駅舎では山手線原宿駅に次いで二番目に古いそうです。
この駅舎が、中央線の高架化工事によって今週から解体されることになりました。この週末は見納めってことで、すごい人出のようです。私も今日の夕方買い物がてらに寄ってみたんですが、いつもと違う異様な雰囲気。日が暮れてもたくさんカメラを構える人がいました(ま、きれいな写真は適当に検索して探してください(笑))。

国立はほかの町とは違い、学園都市として計画的に開発された町でした。その開発に伴って大正15年(1926)に駅が新設されたこともあり、道路や町並みが駅を基点にして広がっています。そのため駅が空間的にも町の扇の要となる構造を持っているわけですが、それだけに開業当時からその姿を留めるこの駅舎は、まさに「町のシンボル」だったわけです。
保存に向けた協議も進められたようですが(それまでのやりとりはまぁいろいろとあったようですが、とりあえず触れません)、結果的には解体保存という形に落ち着きました。高架工事が終わっても、今ある場所に復元する可能性を残してはいますが、どうなるかは不透明。そのまま消える可能性もある。…とのことで、「見納め」的に多くの人が訪れたようです。

町造りにはいろんな考え方があるとは思います。しかし、長い時間をかけて共有された「シンボル」を持っている町は多くはないと思うので、消えてしまうのはやっぱりちょっともったいない…。お金は大事ですが、人間は時間をお金で買うことはできない。

<追記>
20061012b後日、こんな看板が建ってました。

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