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2007.03.07

「風林火山」、先行き不安

あーあ、やっぱり初回で出した「ムラ」色が全然活きてないですね。むしろ違和感を出す装置となってしまっている。

晴信が飢饉の中で戦争に百姓を駆り出すことに憤慨するのは、明らかに論理矛盾。そもそも食うために戦争をするっていう設定だったんだから、この態度の方が百姓にとって迷惑となるべきものということになるのではないかと。
じゃぁ豊作だったら戦争してもいいというのか…? それこそとんでもない話だと思いますが。

細かい話ですが、旧暦と新暦の季節のズレが頭に入っていないのではないか、と大変気になります。12月の諏訪を信虎が訪れたシーン、雨が土砂降りでしたが、新暦では1月上旬~中旬頃に当たるようです(こちらで確認)。一年で最も雪の降るシーズンなわけですが、なぜ雨のシーンにしたのかが理解できません(雪だと諏訪へは行けないという考えからか? でもあえて雨を降らせた理由がそれではわからない)。もっとも16世紀の日本は比較的温暖だったと言われていたかと思いますが(記憶曖昧)、「記録的な暖冬」を演出したのでしょうか。

家中の描き方も古くさいしなあ。まあこれは原作に忠実にということかもしれません。しかし、井上靖が書いた時代の戦国期像と今のそれとは明らかに違っているわけで、それに目を向けず何が何でも原作に固執することが果たして本当に「忠実」と言えるのかどうか、私は疑わしいのですが。

そもそもここ数回は個々の描写が全然整合的に繋がってなくて、ドラマとしてかなり問題じゃないかとすら思えます。雰囲気は硬派を貫いていて好感が持てるんだけどなぁ…。軟派だったらとっくに見るのをやめていたところです(笑)。

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