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2007.03.12

「裏金」問題とドラフト改革

にわかに降って出た西武のスカウト活動にかかる「裏金」問題ですが、その根絶が欠かせないという話は当然として、なぜ今この話が出てきたのか、が私としては気になるところです。

ざっとネットで検索をかけた限りではあんまり突っ込んだ分析をしているところが見つからなかったのですが…、あげつらうのもなんですが、検索をかけて一番最初に出てきた朝日の記事によると、


「ドラフト改革、論議裏切る不祥事 西武の裏金問題」
 9日に発覚した西武の不祥事は、球界でドラフト改革を論議している最中のことだった。 (中略)
 ドラフトは05年から、高校生と大学・社会人を分離し、大学・社会人には選手が球団を選べる希望入団枠を設ける方式で行っている。2年の暫定期間が終わり、今秋から見直すべきかどうかを話し合っていた。
 希望入団枠については廃止を訴える球団の方が多かったが、巨人の清武代表は「現行のドラフトに大きな問題はない」と主張した。
 05年6月には12球団から新人選手獲得に関する「倫理行動宣言」が出されており、2月のドラフト制度検討委員会では、12球団のスカウトらを集めた上で、「倫理行動宣言以降、不正のうわさも聞かれなくなった」(長谷川・コミッショナー事務局長)という結論で落ち着いていた。
 NPBは13日の選手会との折衝では、希望入団枠を残す案を示す予定。これに対し、希望入団枠廃止を訴えている選手会の松原事務局長は「NPBからは不正はしていないとずっと説明されてきたのに、こうやって出てきた。不正が起きる可能性を持つ希望入団枠は廃止すべきだ」と話す。
こちらより引用

今進んでいるドラフト会議改革の論議にまで言及しながら、「論議裏切る」というのは今一歩踏み込みが足りない感じ。
今回の騒動、第三者がリークしたのではなく、西武が自ら発表したようですから、この論議が進んでいる最中という時期であったこととの関係を考える必要があるのではないでしょうか。要するに、これは論議の行方が変わることを狙って、あえて西武が自らの不祥事をこのタイミングで暴露したと見るべきでしょう。

この改革論議、完全に密室で行われていて、外部にはほとんど内容が漏れてきません。その閉鎖性もさることながら、巨人が言っているように、「現行で問題ない」というのがどうも大勢を占めている気配のようです。
おそらく西武は、むしろその流れを問題視したと見え、はっきり言えば、「完全ウェーバー制」の導入に向かうよう世論を誘導しようと考えたように思います。

この「劇薬」の服用がどのような結果をもたらすかはまだ不透明ですが、個人的には当然ながら「完全ウェーバー」が今は最善だと思うので、潮目が変わる可能性を期待したいところです。
今年のドラフトに参加できないことも覚悟してまで暴露したというのは、やはり現行の維持に危機感を持っている球団も少なくないということなんでしょうねえ。それにしても、一番危機感を持つべき巨人のおトボケぶりはいかんともしがたい。

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