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2007.07.15

歴史学の「戦後」と「現代」

昨日はとある会合のお手伝い。講演会では名誉教授お二人によるお話。

そのうちの一つの、「戦後歴史学」に関する講演を拝聴しました。1980年代以降の歴史学を「ネオ歴史学」と名付けられたのは興味深かったです。そこで具体的に想定されているのは、近代史における天皇制研究にあるようですが、口頭では「網野史学」に代表される社会史的潮流もその一つとして想定しておられるような発言がありました。

1970年代以降を「現代歴史学」とも称しておられましたが、なるほどそう考えられているのか…。私自身、戦後の史学史にそれほど詳しいわけではありませんので、「戦後」を現在までひとくくりにしてしまうところもあったのですが、もっと厳密に捉える必要がありますね。

あと10年ほどすれば、今の歴史学(「ネオ歴史学」)の動向を総括する動きが必ず出るとも仰せになっていました。かかる予測は私の頭にはまるで無かったので、やや虚を衝かれた感覚でした。もっとも、総括が可能なほど体系的な学術的動向が見られるのかといえば、その辺はかなり難しい気もしますが。どのような総括が模索されてゆくのかは、楽しみではあります。

参考文献で↓があがっていました。恥ずかしながら未読なので、読んでみたいと思います。

なぜ戦争観は衝突するか―日本とアメリカなぜ戦争観は衝突するか―日本とアメリカ
油井 大三郎


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中世をやっていると、自分の研究はどうしても現代社会と乖離してしまいがちですが、反省するよい機会となりました。もっともすぐさま実行に移すことが出来るわけではありませんが、頭の片隅に置いておくことがまずは大事かな、と。

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コメント

戦後歴史学に対して「現代歴史学」という言い方もあるようですね。

「現代歴史学」という言葉が使われ始めたのは1970年代からのようですが、21世紀の現在においては、現代歴史学というと1980年代あたりからを想定しているみたいです。

>御座候さん
1970年代以降だとポストモダンとかいろいろとありますが、あんまり定義が定まっていないというか…、なんかはっきりしませんよね。その辺を含めて「総括」がこれから始まるっていうことなのかなぁ。

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