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2007.08.20

デジタル化されぬ文字たち

しかし一向に涼しくなりませんねぇ…。やはり処暑を過ぎるまでは暑さも続くんでしょうか。当たり前ながら、暦ってよくできてるなぁ。

閑話休題。

私は現在、自宅ではXP、大学ではVistaと二種類のウインドウズを使っています。「XPと何が違うのかよくわからない。(だから要らない。)」と好評の(笑)Vistaですけど、最近になって、(私にとって)大きな違いのあることがわかりました。

合字の「より」(近世史料でお馴染みの字)がある。

大学のパソコンで何気にフォントを覗いてみたら、見つけて驚きました。なんだあったんか、と思って入力し、自宅で開いてみると、やはり表示されていない…。

なんでかとしばし考えたところ、採用している文字のJIS規格に原因があるんじゃないか、と思いつきました(詳しくはここを参照。いわゆる「JIS X 0213:2004」というやつで、有名なのには「鴎」の字(新しい規格だと左側が「區」になっている)がありますが、もう一つは「葛」。下の部分が「ヒ」になっているのが古い規格で簡略した異体字なんですが、新しい規格では正字が表記されます(「ヒ」ではなく、「偈」の右下の部分の形)。文字のコードは同じなので、使っているOSによって表示のされ方が違います。

普段から文書に触れていると、異体字なんてのはそれこそ山ほどあって、活字にする際には困ったりすることも多いわけですが、常用漢字が明確に規定されている今も異体字はたくさん使われ続けているという点では、そんなに文字との付き合い方が昔と大きく変わったわけでもないかもしれません。特に人名(名字)なんかは大変なようです(以前某新聞で、「辺」の異体字が20種類近くあるという話もありましたが)。

新たなJIS規格は文科省の国語審議会が決めたもので、現代にあってはある程度こういう活動を国が担うのは仕方がないとは思うものの、採否の「選択」という行為がある以上、いつまでもこの問題は抱え続けるでしょうねぇ。
いっそのこと「今昔文字鏡」を標準機能として採用していただけませんでしょうか?(笑)(←ただ、確か「文字鏡」にも「より」の合字は無かったような…?)(合字は「より」のほかに「こと」「して」などもあり、変体仮名も収録されていました。訂正いたします。同業の皆さんも是非存分にご活用ください(笑)。)

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コメント

文字鏡だと&M069681;(Mojikyo M113 纏)が「より」の合字だと思いますが。文字鏡フォント持ってない人だとだめですが。

>はすださん
確認したら、確かにありました。訂正したいと思います。
実はパソコンを新しくしてしばらく入れてなかったので、今回改めて入れたんですが、昔からこんなにくずし字ありましたっけ…?

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