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« 応仁・文明の乱の“常識”を疑うべきか | トップページ | 小山田氏菩提寺・桂林寺 »

2008.07.21

「読みなおす」書評会

以前取り上げた『室町・戦国期研究を読みなおす』の書評会に出席。
事前に席数がやや少なめと聞いていたので早めに行ったのが正解。まさに溢れるほどの盛況ぶりでした。

比重としては、やはり今熱い南北朝~室町期が議論の中心になった感がして、戦国期はあまり話題になりませんでしたが、いろいろと気づかされることが多く勉強になりました。Hさんによる、出版の経緯に関わるお話(その後飲み会で伺った話を含めて)はとても興味深かったです。

一つ印象に残ったのは、Sさん(前回の「その時」の記事と同じ方(笑))のご発言。研究史整理をすると、かえって以後の議論が細分化してしまうのではないか、という趣旨。なるほど私はそこに思いが至りませんでした。考えさせられます。

さて、飲み会は主に西からおいでの方とたくさんお話ができました。人見知りの激しい私としては快挙といってよいほど(笑)。終電間際まで大盛況で、いろんな意味で当該研究のパワーを肌で感じました。

このにわかに巻き起こった「室町ブーム」が単なる“雰囲気”で終わらぬよう、貴重な成果がたくさん生まれるのを楽しみにしたいところです。私もしっかり便乗してますが(笑)、少しばかりの貢献ができていればいいのですが。

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コメント

飲み会では、いろいろ有意義なお話をうかがうことができ、お会いできて良かったと思っています。

私も、人見知りする性格でして(笑)、えー、以後よろしくお願い申し上げます。

>比重としては、やはり今熱い南北朝~室町期が議論の中心になった感がして、戦国期はあまり話題になりませんでした

これは1つには、ひたすら南北朝~室町期の話をしてしまった私の責任だと思います。申し訳ございませんでした・・・・・・


まあ、地域特性が大きくなる戦国期以降(かわとさんの説かれるところの「地域通貨」などもその一例でしょう)は、地域史研究を全体の中に位置づけるのが難しいという事情もあると思います。その意味で、平出さんや尾下さんは研究史整理に相当苦労なさったのではないかと推察致します。


>研究史整理をすると、かえって以後の議論が細分化してしまうのではないか、という趣旨。なるほど私はそこに思いが至りませんでした。考えさせられます。


私の知り合いの方も「公武関係論や身分論、都市論など個別のテーマに切り分けて議論してしまうと、かえって既存の議論の枠組みを強化することになってしまうのではないか」と言っていました。

>おしたさん
こちらこそ、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
早速ですが、リンクはらせていただきました(笑)。

>御座候さん
戦国期の場合、理論的な側面での議論は近年ほとんどされてませんからねえ。
「地域」の視点は特に90年代以降の戦国期研究を牽引してきたわけですが、どう総括してゆくかをそろそろ考えるべき時期なのかもしれませんね。偉そうなことを言いつつも、私には手に負えませんが(笑)。

議論の枠組については、確かに既存の枠組に乗っかると、それを超えることも難しくなってしまうとも言えそうです。とはいえ斬新な視点をどのようにして培っていくべきか。難題ですね。

〉かわとさん

リンクの件は了解しました。

〉御座候さん

平出君に比べると、僕はそれほど苦労はしてません。何せ、戦国期の地域権力に関する研究は膨大ですからね。あの分野をまとめるのは、骨の折れる作業だと思いますよ。

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