佐渡(19) 長安寺

小木を離れ、再び中央部へ。佐渡の寺院の中では比較的有名な長安寺(旧両津市)。山号は陽雲山。かつては天長寺と称し、天長8年(831)の開基とされています。中世では八宗兼学により繁栄を誇ったそうですが、天正17年(1589)の戦乱によって衰退したとのことです。
観応年間(1350年代)に「園中将」が都落ちして長安寺に住み、舞楽を教えたという伝承があるそうです。

上の左写真の仁王門には仁王像が安置されていますが、時期は中世のもののようで、運慶作という伝承もあるそうです。文永8年(1271)には既に存在したことが指摘されており、宝徳4年(1452)に修理が行われたそうです。ちなみに仁王門は元禄13年(1701)築。
本尊は阿弥陀如来座像(重要文化財)。ほかに朝鮮の銅鐘(重要文化財)も所蔵しています。若狭の海中から引き揚げられたものとされていますが、残念ながら両者ともに拝観できませんでした。
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