下伊倉城跡
志布志から大隅半島を南へ。肝属(きもつき)川のほとりにある下伊倉城です。
中世の城郭遺構であることは確実のようですが、珍しく川のほとりにある平城で、舟運の結節点に築かれた拠点として理解されているようです。
大隅国肝属郡弁済使として入部した肝付氏によって築かれたとされ、かつてはここを本拠としていたという説もあるようです。しかし後に山城を築いて本拠を移したため、一族の野崎氏が入っていわゆる「水軍」の拠点になったとされています。

遺構はこんな感じ。一段高い方が曲輪だったようです。
この城跡は戦後の河川改修によって半分が破壊されてしまい、今残っているのは半分だけなんだそうです。
当時の土塁は10メートルくらいあったそうです。

左写真は現地にあった石塔群。うち一つは永禄9年(1566)の銘が刻んでありました。
右写真は肝属川。今も船を浮かべられそうな大きな川です。
■鹿児島県東串良町
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