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2009.12.25

企画展「海を越えた中世のお金」を見る

現在、日本銀行金融研究所貨幣博物館で、標記の企画展が開催されています。
始まってからもうだいぶ経っていたのですが、やっと見に行くことができました。

貨幣博物館の現在の常設展示がもう20年以上変わっていないことを鑑み、この10年の研究の進展に合わせて企画されたそうです。まだ論争が決着していない問題もあって、そこをどう調整するかに苦労された様子でしたが、おおむね過不足無くかつ無難なつくりになっていたと思います。

私も改めて勉強になったこともたくさんありました。特に中国の貨幣や鉱山・鉱物関係には疎いものですので…。
特に、お恥ずかしながら…、中国の紙幣である「宝鈔」(ほうしょう、単に「鈔」とも)をじっくり見たのは初めてだったかもしれません。意外に大きいんだなあ、とか、銭の緡(さし)が描かれているところとか、個人的に改めて気づかされたことが多かったです。

古銭に興味のある一般の人は少なくないと思うのですが、銭貨がメインではどうしても地味で集客力には不安があります。というわけで、戦国期以降に発達する鉱山開発と金銀流通についての展示もされていました。特に、館蔵の天正大判の現物が展示されていました。なかなか現物を見られる機会はないので、見にいく価値があると思います(笑)。あとは永楽通宝金銭(秀吉鋳造と言われているけど、文献では明らかにされていない)とか、珍しいものもありました。

さしあたり企画展ということで、期間が終了したら一旦撤去するものと理解しましたが、その後は常設展の改訂へと進むのでしょうか。そうであれば、どのように変わるかも楽しみにしたいです。

たぶん教科書的な内容とは全然違っている展示になっていると思いますので(笑)、日本橋三越へ買い物とか日銀本館見学へおいでの折りにでも?是非一度。入館料は無料です。(言うまでもないですが、回し者ではありません。)

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