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2010.01.17

地域史の新著と名著を拝受

少し前のいただきものの続きです。

加能地域史研究会創立30周年記念論集『地域社会の史料と人物』(加能地域史研究会発行・北國新聞社発売、2009年)を、執筆者のIさんより受贈。ありがとうございます(発売元からの情報はこちら)。
目次は下記の通りです(執筆者の掲載は見合わせます)。

第一部 為政者たちの実像
加賀・能登の国司たち/能登守護畠山慶致考/直筆消息に見る芳春院の実像/土方雄久と越中領成立の経緯/内田政風と初期石川県/名誉職市長片岡安―都市建築論と金沢市政―
第二部 活躍する庶民
中山家と浦改方御用/近世の七尾大工について/飛脚が運んだ政治情報―「浅野佐平手留」を中心に―/草莽の志士小川幸三の加賀藩出仕―二つの建白書の歴史的位置―/北陸考古学の先覚者たち
第三部 宗教人の諸相
中世七尾湾周辺の石造遺物について/光教寺蓮誓について/戦国期における加賀国の真宗高田派門末と専修寺応真/大野湊神社の神職継承に伴う諸相と事件
附録 『加能地域史』掲載論文等目録

私はかつて加賀に関する論文を書いたことがあるので(その後は放置状態ですが…)、特に戦国期の論考は興味深いところです。
地域史研究あるいは地域史に関する書籍の情報というのはなかなか入手が難しいので、たいへんありがたいです。
現在は『加能史料』の戦国期部分が刊行中ですが、それによって研究状況も大きく変わりそうですね。注目したいと思います。

4833017083地域社会の史料と人物―加能地域史研究会創立30周年記念論集
北國新聞社出版局 2009-12-13

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もう一冊は、長沼賢海『日本の海賊』(私家版、2009年、初出1955年)受贈。ありがとうございます。著者の30回忌を期に復刻されたもので、縁あって拝領いたしました。
かつて至文堂という出版社から「日本歴史新書」として刊行されていたシリーズのうちの一つで、主に中世における日本の海賊について概説したもの。長沼氏は海賊研究では先駆者といえる研究者で、刊行されてから半世紀を超えていますが、今なお研究史では重要な位置を占めています。

私は学部時代四国にいたこともあり、瀬戸内海の海賊については興味を持っていたのですが、研究史の重厚さと精緻さに圧倒され、自分で研究するのは諦めたことを思い出します(笑)。もちろん本書の後にも重要な研究が多く出されましたが、今読み返してみても、その水準の高さに唸るばかりです。
そういったことなど、本書を読むとつらつらと学部時代の記憶が蘇ってくるとともに、初心を新たにする機会となりました。

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