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2010.09.14

新見荘調査

Niimi1_2Niimi1_10しばらく出張続きでしたが、ようやく一段落付きました。

さて、そのうち先日は新見荘の調査に同行させていただきました。新見へ行くのはかれこれ10年ぶり。といっても前回は市街地をぐるぐる回っただけに終わってしまったので、本格的に調査の形で行くのは事実上初めてでした。
事務方を担当するみなさんの奮闘あって、非常に綿密な計画が練られており、大いに勉強させていただきました。惜しむらくは、本来ならば過ごしやすくなっているはずが、相変わらず暑かったことですね。汗だくになりながら歩き回りました。

写真は、左が上市地区にある政所跡。寛正4年(1463)に起きた代官祐清殺害事件の後、報復のために焼き討ちに遭ったところとして知られていますね。
そして、右はその祐清が遭難したとされる場所。今は中国道の高架下になっています。

Niimi1_22Niimi2_34そしてこちらの写真は、左が同じ上市地区にある観音寺五輪塔。手前左は享禄2年(1529)の銘が確認されています。この規模からしてかなり有力な人のものと考えられます。在地領主でもあり、当時代官でもあった新見氏に関係するものでしょうか。
右写真は奥に入って高瀬地区(旧神郷町)の氷室神社。宮座の関係でよく知られていますね。

これからもさらに調査が重ねられる予定なので、新たな発見を期待したいところです。
現地に行ってみると、もちろん新見荘に関心を持つ地元の方は多くいらっしゃるのですが、それ以外にも普通にお店に入った先で調査の旨を話すと関心を寄せていただくなど、地域の歴史に対する関心の高さ(自負の大きさ、ということでもあるかもしれません)が肌身で感じられました。

なんでも「新見庄検定」もあるとかで、公式テキストまであり(笑)、購入しました(詳しくは備北民報のサイトをどうぞ)。

Niimi_1Niimi_2JR新見駅前には、こんな石像が。祐清と、その身の回りの世話をした女性で、極めて珍しい中世の百姓層の女性による書状を遺した「たまがき」です(書状は『東寺百合文書』ゆ函84号)。「たまがき」は、新見では知らぬ人はいないというほどの浸透度でした(ウィキペディアで項目が立っているのも驚きですが(笑))。

■岡山県新見市

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コメント

 いや懐かしい新見荘。電車で行ったら大変だったと思います。津山市からは、車で2時間くらいでしょうか。でも、何にもないところですね(史跡があるじゃないか!)。ところで、過日お願いしました件、ぜひ前向きにご検討ください(それとなくお願いしてみる・・・)。

>渡邊さん
何もないからこそ史跡がある、ということかもしれません(笑)。
津山にはまだ行ったことがないので、いつかは行きたいです。

例のご依頼の件ですが、熟考させていただいております。
安請け合いするのも失礼ですので…。

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