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2011.03.02

指導教官の最終講義

Matsuyama_1Matsuyama_2先週末は2年ぶりに松山へ。こう考えると、結構松山に行ってるな…。今回は、学部時代にお世話になった二人の先生が定年になられるので、その最終講義に出席するために行きました。

前日入りしたので久しぶりに城にでも登るか…と思い麓を歩いていると、左写真のようなものが。こんなの作ったのか…。場所もモデルも地味というか。地元でもあまり有名とは思えない、加藤嘉明の騎馬像。松山城を築城した人なわけですが。
歩いて登ったら、結構疲れました。明らかに体力が衰えたなあ。右写真が天守閣。もう閉まっていたので中には入りませんでした。


さて、メインの最終講義。古代史の松原弘宣先生と、織豊・近世史で指導教官だった内田九州男先生の最終講義二本立て。

松原先生は、これまでの研究についてのお話。正直言って学部時代の講義はあまりまじめに聞いていなかったのですが、改めて拝聴するととても面白かったです。
古代史にしては珍しく海上交通をテーマに研究してこられましたが、その背景に、石母田正氏の国家論への関心や疑問があったとの説明は、とても印象深かったです。交通・流通となると私は経済的側面ばかり考えていたわけですが、虚を突かれた気分。課題として中世への展開について述べておられましたが、なかなか興味深いテーマだと感じました。私はたぶんやれないけど…。
また、若い頃からそのテーマで一貫して研究を続けて来られていたとのこと。私なぞはコロコロ関心が変わるのですが、やはりそれではいけませんねえ…。いつものごとく、反省ばかりが頭に浮かびながら拝聴していました。

一方内田先生は、近年取り組んでおられる遍路の研究のなかから、その装束に関する考察についての講義でした。自分史ではなく、あくまで現在の問題関心を提供するというスタンスが先生らしく印象的。現在の遍路で常識的な、全身真っ白な装束は意外と歴史が浅く、1950年前後に定着したのではないかとのこと。多くの絵図などを元に読み解かれる内容で、こちらも面白かったです。
遍路研究は大学でプロジェクトとして取り組んでいるようなので、今後もそちらで携わられることを期待したいところです。

講義終了後はパーティから2次会へ。こちらは松山へ行けば毎度のように、ゼミの仲間と飲んで喋りと。近況報告もそこそこに、いつも当時を懐かしむ話が多くなるのですが、私を含めて、それだけ当時に対する思い出が皆強く残っているのも確か。この経験が今の私を支えていると言っても過言ではありません。
今後はどれだけの頻度で松山に行けるか、またゼミの仲間に会えるかはわかりませんが、可能な限り機会を見付けてまた会いたいと思っています。

ともあれこれで、私と学部の母校との関係も一区切りとなりそうです。寂しいことですが、時の流れは仕方のないことですね。もちろん、それを補って余りあるこれからの新しい出会いを楽しみにしたいものです。

両先生、長らくおつかれさまでした。

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