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2011.03.09

【受贈】『中世日朝関係と大内氏』

須田牧子『中世日朝関係と大内氏』(東京大学出版会、2011年)受贈。ありがとうございます。

一貫して書名のテーマで研究を続けてこられ、このたび一冊にまとめられました。中世後期の対外関係は、どちらかといえば日明関係に注目が集まりがちですが、日朝関係の研究も着実に進められています。その最新成果と言えるでしょう。

対外関係史研究は分厚い蓄積があってなかなか新しい視点を見いだしにくいなか、本書では大内氏の先祖観形成の背景を詳細に分析した論考が面目躍如ですね。
そして近年では、単に諸外国との交渉過程のみならず、それらの様相と日本における国家論との相互関係が論じられるようになってきました。本書もその中に位置付く内容を持っています。周知の通り大内氏は守護だったわけですが、同氏の場合は領国が「外縁」的なこともあってか、権力の形成過程が独特だったため、「室町幕府―守護体制」論とどのように関わるのかが議論の中心となっています。本書は、対外関係(外交)の視点からこの論点に切り込んでいる点で特徴的です。今後新たな議論を喚起することを期待したいところです。

表紙には「通信符」の写真がデザインされていて、お洒落ですね。こういう表紙を見ると、私の場合は画一的な表紙だっただけに、ちょっと羨ましくなります(笑)。

4130262270中世日朝関係と大内氏
須田 牧子
東京大学出版会 2011-03-01

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コメント

大丈夫ですか?こっちは無事です。家の中がわやくちゃで泣けてきます。

>渡邊さん
お宅が大変とのことですが、ご無事でなによりです。
私は自身も自宅も無事でした。

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