多田神社
はじめは多田神社。天禄元年(970)に、この地を支配していた源満仲によって天台宗寺院の多田院が築かれたとされています。源氏の嫡流筋にあたる多田源氏が支配しており、その菩提寺としての機能があったと思われますが、源平合戦時に棟梁の源(多田)行綱が没落した後は一旦荒廃したとみられ、鎌倉期に忍性が再建して真言律宗となりました。神仏分離により今は神社になっています。
中世において既に清和源氏の霊廟として認知されていたとみられ、室町幕府や江戸幕府からは保護を受けていました。

左写真は随身門(重要文化財)。本殿・拝殿とともに、寛文7年(1667)に将軍徳川家綱によって再建されたものです。
右写真は、境内にある六所神社本殿。年代ははっきりしませんが、室町期のものと考えられています。

左が拝殿(重要文化財)、右が本殿(重要文化財)。近世のものですが、あまり派手さはなく質実剛健といった感じ。檜皮葺きがその雰囲気を出しているのでしょうけれども。
■兵庫県川西市
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