山中城跡(2)

主郭方面へ登っていきます。
左写真は、三の丸堀と呼ばれる堀跡。右写真は、田尻の池と呼ばれています。飲料水の確保のために当時からあった貯水施設と考えられているようです。ただ、ここは馬の飲料水を確保する施設だったと言われています。根拠のほどはよくわかりませんが…。

さらに登ると、一番奥に西の丸と呼ばれる曲輪がありますが、この周囲は立派な畝堀が巡っています。ここがこの城跡で一番の見所と言えるでしょうかね。

左写真の、左側が西の丸です。二の丸の下にある出丸のような位置づけになっているようです。
右写真が、西の丸と二の丸を繋ぐ橋。手前が二の丸です。

見た目の違いがほとんどわかりませんが(笑)、左写真が西の丸、右写真が二の丸です。
二の丸はやや傾斜があり、平坦ではありませんでした。発掘で遺構が出たのかもしれませんが、こんな傾斜地に建物を建てたのかなあという疑問も。西の丸は攪拌された可能性があり、建物遺構は確認できなかったそうです。

左写真は、二の丸と本丸とを繋ぐ橋。「本丸西橋」と呼ばれています。
右写真が、本丸。言われないと本丸だとは気づかないような雰囲気です(笑)。周囲を比較的立派な曲輪が囲っていて、確かにここが中心部ということになるのでしょうけれども、現地ではあまりそういう雰囲気は感じませんでした。

さらに奥へ。左写真の「本丸北橋」を渡った先には、右写真の北の丸があります。ここはかなり広大かつ平坦な曲輪で、雰囲気としてはこちらの方が本丸のような感もありました。

北の丸の周囲は、左写真のような比較的深い堀が巡っています。山中城はかなり整備の手が入っていますが、この辺りだけ鬱蒼としていて山城跡らしさ?が出ています。
右写真は、本丸と北の丸に挟まれている天守台跡。ただ、建っていたのは本格的な天守というよりも、井楼や高櫓といった建物ではないかと考えられているようです。ここも攪拌されていて遺構は確認できなかったそうです。
ほかにも様々な遺構があり、見やすいように整備されているので見応えがあります。車がないと来るのは困難ですが、是非一度は見ておきたい城跡ですね。
■静岡県三島市
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