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2012.10.04

【受贈】『東国の戦国争乱と織豊権力』

池享『動乱の東国史7・東国の戦国争乱と織豊権力』(吉川弘文館、2012年)受贈。ありがとうございます。

タイトルにある通り、戦国(時期的には後期ともいえる16世紀半ば以降)から織豊期にかけての東国の歴史を概説したものです。この分野は各地を対象として非常に多くの研究者が緻密な研究を蓄積しており、それをフォローすることだけでもなかなか大変な状況となっています。概説と簡単に言っても、それらを整理して平易に述べることは容易なことでないと想像されます。
それが今回コンパクトな形で一冊になったことは、初学者のみならず、研究者においてもちょっとした参考書としてとても有用ではないかと思います。もっとも、同じ吉川弘文館からは少し前に市村高男『戦争の日本史10・東国の戦国合戦』が刊行されており、私自身とても重宝しています。両者の内容について比較検討すれば、いろいろと論点が浮かび上がってくるのかもしれません。

この「東国」という地域区分の捉え方をすること自体が、日本の歴史を考える上でどのような意味を持つのか。本書でも網野善彦さんが頻りに発言していた「東と西」という著名なテーゼが引かれていますが、網野さん亡き後はやや議論が沈静化してしまった感もあります。改めて、日本列島における社会の地域的多様性について考えるためにも、シリーズを通読すればなんらかの示唆が得られるものと期待します。

464206446X東国の戦国争乱と織豊権力 (動乱の東国史)
池 享
吉川弘文館 2012-09-27

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