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2013年12月

2013.12.28

山口(1) 洞春寺

Toshunji_1Toshunji_3昨年末に山口へ行った際にまわった史跡をここから紹介します。

まずは洞春寺。毛利元就の菩提寺です。元は孫の毛利輝元が元就の死去した元亀3年(1571)に当時の本拠であった吉田郡山(現広島県安芸高田市[旧吉田町])に建立したもので、広島を経て慶長11年(1606)に萩へ移転。長らく萩にありましたが、維新期に現地へ移転しました。

現在地は大内盛見が建立した国清寺の跡地で、左写真の山門(重要文化財)はその当時のものとされています。

Toshunji_6Toshunji_5

左写真の観音堂(重要文化財)は、永享2年(1430)に大内持盛が開いた観音寺の仏殿として建立されたものとされています。大正4年(1915)に現在地に移されたそうです。
右の鐘楼も古いもののようですが、詳しいことはわかりませんでした。近世の築でしょうか。

Moribosho_3Moribosho_4隣には毛利氏墓所があります。幕末維新期の当主だった毛利敬親・元徳親子たちが葬られています。
右写真は、幕末の藩主毛利敬親の墓。本拠を萩から山口に移したこともあり、ここで葬られたのでしょうか。明治4年(1871)没。

ツイッターをやっておられるようです(こちら)。時代が変わりましたねえ(笑)。

■山口県山口市

2013.12.23

【受贈】『荘園史研究ハンドブック』

荘園史研究会編『荘園史研究ハンドブック』(東京堂出版、2013年)受贈。ありがとうございます。

主に関東の若手研究者を主体とする研究会が、荘園史の概説書として刊行されたようです。本書にもある通り、中世といえば荘園制の議論を抜きには出来ないものの、一方で概説書となると永原慶二『荘園』(吉川弘文館、1998年)まで遡らねばならないという問題もありました。また、周知のように永原説については既に多くの批判があり、今では研究状況も大きく変わっています。

本書はその問題を解決すべく書かれたもので、荘園の通史のほかにも用語解説や過去の重要な研究書の紹介などもあり、まさに「ハンドブック」として好適な一冊ですね。

私ももともと荘園に興味はあったものの、最近はすっかりご無沙汰でして(笑)、この本をきっかけとして改めて勉強することができれば、と思います。また、授業にも役立ちそうです。「研究」とあるのでやや敷居が高いように感じるかもしれませんが、卒論のネタ探しや執筆中の参考書にも有用です。

4490208472荘園史研究ハンドブック
荘園史研究会編
東京堂出版 2013-10-22

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2013.12.22

朝夷名切通

Asaina_26Asaina_32もう一年ほど前ですが、鎌倉駅から朝夷名(あさいな)切通を経て六浦まで歩いたことがありまして、その際に撮った写真です。

朝夷名切通は、仁治元年(1240)に鎌倉と六浦とを結ぶ街道として整備が始まったとされ、当時の執権北条泰時が自ら監督したとも言われています。六浦は房総など関東各地との物流拠点として幕府は重視しており、この道の整備は重視されたようです。
また、防御機能も備えるため、道の左右には平場なども整備されたと思われる痕跡が残っています。
今回は行きませんでしたが、道中には熊野神社があり、幕府を防衛する鎮守として建立されたそうです。

Asaina_2Asaina_3というわけで鎌倉駅から歩いて行ったわけですが、途中に室町期の鎌倉公方邸宅跡があります。中心部からはかなり奥に構えている点が興味深い。
道中には右写真のような石造物も。

Asaina_6Asaina_24そして切通の入口へ。ここから急ではないですがしばらく山道を登っていきます。

Asaina_36Asaina_37すると切通がはっきり見える峠部分へ。人力で掘られたと考えれば、相当過酷な工事ではなかったかと思います。
峠を過ぎると六浦方面へ下り、30分ほど歩けば海に到達します。

当日はその後金沢文庫にも寄ったので(さすがに金沢八景からバスに乗りましたが)、結構疲れました。

■神奈川県鎌倉市、横浜市金沢区

2013.12.17

【受贈】『週刊新発見!日本の歴史』23号

『週刊新発見!日本の歴史』23号(室町時代2)(朝日新聞出版、2013年)を、責任編集者のHさんより受贈。ありがとうございます。

足利義満の時代を取り上げたものですが、「皇位簒奪計画」批判を中心に、近年の室町殿をめぐる議論や中世後期の対外関係などが内容の柱となっています。
最新の研究がわかりやすくまとめられており、一般の方にも広く読んでいただきたいと思います。

こういうシリーズはビジュアル面で授業の資料に使いやすいのではないかと思い、実は定期購読しています。ただ、以前のシリーズに比べると読ませる方を重視しているのかな、というのが今までの全体的な印象ではあります。とはいえ、絵・写真・地図など、役に立つ情報はやはり多く、今後とも活用していきたいところです。

B00G9C294S週刊 新発見!日本の歴史 2013年 12/8号 [分冊百科]
朝日新聞出版 2013-11-26

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2013.12.08

新安沈船に対面

332038先週は四日間の日程で韓国へ行ってきました。ソウルまで飛行機で行き、そこからKTXへ南西部のモッポ(木浦)へ。

今回のメインは海域アジア史研究会の20周年記念として、木浦大学との合同での研究会でした。こちらも大いに勉強になりました…が、なんといっても、モッポといえば新安沈船。その現物をようやくにして見学することができました。
そして、実際の引き揚げ現場も見学。左写真はその際に撮った記念碑です。現場は島からほど近く(2キロくらいしか離れていないらしい)、おそらく当時の乗組員も陸地が見えていたのでしょう。

右写真は、研究会の会場でもあり、新安沈船が展示されている国立海洋文化財研究所

397最終日はソウルへ戻り、国立中央博物館で新安沈船からの引き揚げ遺物を見学。ほかに朝鮮半島の歴史のコーナーも見ましたが、あえなく新羅時代で時間切れ(笑)。銭の展示だけ写真に収めて引き揚げました。(写真撮影は可能でしたが、アップロードは控えておきます。)

とても充実した四日間でした。ただ、最終日のソウルは空気が悪かった。後で知ったけど、PM2.5の数値がひどかったらしい。当然ながら、海のみならず空もアジアは繋がっている。

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