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2014年3月

2014.03.24

山口(5) 古熊神社・清水寺

Furukumajinja_1Furukumajinja_3こちらは古熊神社。応安6年(1373)に大内弘世が京都から北野社を勧請したのが始まりとされ、左写真の拝殿(重要文化財)と右写真の本殿(重要文化財、といってもほとんど映ってませんが)は室町期の築とされています。拝殿は、本来楼門として建てられたものだったそうです。
もっとも、本来は別の場所にあったとか。元和4年(1618)に毛利秀就が現在地に移したと伝わっています。

Yamaguchiseisuiji_1Yamaguchiseisuiji_3次は、市街地から少し離れた所にある、清水寺(せいすいじ)。建立年代は不詳ですが、12世紀には既にあったようです。右写真の観音堂は、明応2年(1493)の築とされています。

Yamaguchiseisuiji_5Yamaguchiseisuiji_7境内には、左写真の山王社本殿があり、これは応安7年(1374)築とされています。覆い屋に囲われており、写真では見づらいですが…。

この寺は、対外関係とも関わるエピソードがあることで知られています。それが右写真の現地看板にも記されているのですが、日明交渉初期に明の使節として訪れた趙秩の作った詩の中に、この清水寺が詠まれたものがあある、とのことです。
これらの詩は「山口十境詩」というものに収められているとのことですが、『雲門一曲』によると趙秩は1372年頃に山口を訪れているようです。

■山口県山口市

2014.03.21

世界遺産への出張二件

MiyajimaKatsuren今月に入って、出張が二件。いずれも世界遺産のある所へ行ってきました。

まずは広島。学研のまんがの監修をやった縁でこの度「時代考証学会」の運営メンバーに入りまして、その会議及び巡見を行いました。みなさん博識かつ活発で、私が付いていけるかどうかとても不安なのですが(正直言って、安易に引き受けてしまったかも…という感も)、色々と勉強になりました。

というわけで? 宮島へ。一昨年の大河ドラマ「平清盛」を受けて、現地ではどのような変化があったかを見に行ったわけです。といっても私自身はもう20年以上前に来て以来で、そもそも大河ドラマの前後でどうだったかを比較はできないのですが、清盛がどのように採り入れられているかといった点ではいくつか知見が得られました。
(偉そうなことを言っていますが、あくまで観光ではないということでして(笑)。)

さて、もう一件は沖縄。こちらももう5年半ぶり。こちらは個人的な出張で、グスクなどの史跡を見て回り、沖縄県立博物館にも行きました。貨幣絡みで何か面白いものが見られたわけではないですが、ありきたりながらも、琉球をハブ(蛇の方ではない)とした海域交流の痕跡を少しでも見いだせたらということで、その点ではいくつか得られるものがありました。直接的とは行かないまでも、これからの研究になんらかの形で活かしていきたいと思います。
(偉そうなことを言っていますが(略)。)


そうこうしている間に、今月ももうあと10日…。今春は割り切って「目で学ぶ」ことを徹底することにしました。もちろんその間にも校正やらはあったのですが、根を詰めた史料調査などはほとんどしていません(ってそんなことを堂々と書いていいのか)。まあそのうち読みたくなるだろうと。

2014.03.14

【受贈】『古代日本外交史』

廣瀬憲雄『古代日本外交史―東部ユーラシアの視点から読み直す』(選書メチエ569、講談社、2014年)受贈。ありがとうございます。大学院(マスター)の同期がメチエから著書を刊行したことを慶びたい。

さて、本書はいわゆる「日本古代」の外交について、最新成果を踏まえて概説的に解説したものであり、著者が専門とする外交文書に関する研究成果も多く参照されています。内容はやや高度ですが、この分野を志したい大学生や、最近の研究動向を深く知りたい一般の方には、読み応えのある一冊ではないかと思います。

日本の外交というテーマを掲げつつも、副題にある通り、むしろ主眼は「東部ユーラシア」世界という枠組で古代日本の在り方を考察するというところにあるように思います。
最近では海域アジアという視点から東アジアから東南アジア(さらに南アジア)にかけての海域世界が通史的に注目されていますが、本書はさらに現在のチベットやモンゴル周辺地域からなる内陸世界も視野に入れており、むしろ副題の方が本書の性格を特徴的に表現しているのではないかと思います。

最近ドタバタしていてまだ読みこなせていないのですが、時代的には専門外の私にとっては、講義や研究指導等で活用できそうで、その点で有り難いです。専門家の間では批判もあるやに思いますが、そうした議論がさらに活発になるきっかけとなればいいですね。

4062585723古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す (講談社選書メチエ)
廣瀬 憲雄
講談社 2014-02-11

by G-Tools

2014.03.06

東寺百合文書web

いやあ、これは特筆すべきですね。
「東寺百合文書」の原文書の画像がネットで公開されました。サイトはこちら
まだ準備中のものもありますが、画像の閲覧もしやすく、大いに役立ちそうです。

思えば10数年ほど前、ある研究者の方々のご尽力により目録がAccessファイル化され、私は修論作成において大いに活用させていただきましたが、そこから飛躍的な進化を遂げてきました。別途活字化も進んでいますが、画像そのものが公開されるというのは、夢のような話です。

これから東百を活用した研究がさらに活発化することが予想されますが、私もまた大いに活用できるよう精進したいと思います。このプロジェクトに関わった方々に感謝いたします。

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