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2014.04.19

【受贈】『貨幣システムの世界史』(増補新版)

黒田明伸『貨幣システムの世界史―<非対称性>をよむ・増補新版』(岩波書店、2014年)受贈。ありがとうございます。前著刊行から10年余り経ちましたが、新たに補論「東アジア貨幣史の中の中世後期日本」(初出は鈴木公雄編『貨幣の地域史』岩波書店、所収)が加わっています。

言うまでもなく、とりわけ前近代の貨幣史を「世界史」の枠組で論じた金字塔で、刊行から時間は経ったものの、いまだ最先端のレベルにある一冊ですね。一部改訂もされているようですが、概ね前著と内容は変わっていません。

とりわけ圧巻なのが新たに加わった「増補新版あとがき」。初版刊行後の研究の経緯について振り返っておられるのですが、まさに世界規模でのご活躍で(元々中国史がご専門でもあるだけに、もちろん単に「英語圏」という意味ではない)、自らを翻ってみるに、「日本」という枠組で満足してよいのかどうか、改めて考えさせられました。
もちろん狭い意味での「日本史」の研究自体重要ですし、まだまだ研究すべき課題はたくさんあるわけですが、私個人は元々の関心に“海の外”との関係という視点を持ち続けてきたので(実際に取り組んでいるかはともかく)、改めてその初心を思い起こすことになりました。

…といっても、その初心を達成させるためには、(とりわけ語学力など)相当高いハードルがあるのですが。とはいえ、そろそろ殻を破って飛び出していくべきか…などとも思っています。

脱線しましたが、特にこの10年の内の研究の世界に触れた、若い世代のみなさんに広く読まれることを期待します。貨幣史の世界は面白いことを一人でも多くの人に知って貰えるといいなあ。

4000268589貨幣システムの世界史 増補新版―〈非対称性〉をよむ (世界歴史選書)
黒田 明伸
岩波書店 2014-03-20

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