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2018年2月

2018.02.26

【受贈】『最上義光』

竹井英文編著『最上義光』(シリーズ織豊大名の研究6、戎光祥出版、2017年)受贈。ありがとうございます。

最上氏の研究というと16世紀前半までは史料がほとんど残っておらず絶望的な状況ですが、そうした中でも長い研究の蓄積があり、また16世紀後半から17世紀初頭にかけての研究は厚いものがあります。
もっとも私自身は不勉強で詳細を理解できないでいたのですが、本書に収録された(従来入手困難であった)諸論文によって、研究動向がつかみやすくなりました。

軍事・政治・経済・文化など、様々なジャンルから最上義光を中心とする最上氏の研究が集積されていて、分野を問わず参照される一冊になるのでしょう。編者は元々最上氏を専門としていたわけではないと思いますが(笑)、要領よく研究史がまとめられており、これもまた有用です。

山形の戦国史研究といえば、戦前に史料を博捜した伊佐早謙氏を忘れるわけにはいきません。総論でそのことはもちろん触れられていますが、その後100年ほどが経ってもなお色褪せぬ業績を本書を通じて確認することができました。改めて大いなる学恩に感謝したいと思います。

4864032572最上義光 (織豊大名の研究6)
竹井 英文編著
戎光祥出版 2017-10-06

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2018.02.13

【受贈】『上杉謙信』

石渡洋平『上杉謙信』(シリーズ実像に迫る14、戎光祥出版、2017年)受贈。ありがとうございます。

上杉謙信の生涯を平易に解説した伝記になっていますが、このシリーズは関連する写真や図版がふんだんに用いられており、ビジュアル面で非常に卓越した内容になっています。
内容も、誰にでもわかるようわかりやすく叙述されていて、歴史に興味を持って間もない人や、中高生くらいの若い人たちに手にとって貰えるように工夫したものといえるでしょうか。

とはいえ簡略化しているわけではなく、近年の成果も積極的に採り入れられていて、謙信の一生を通覧する上で便利な一冊となっているように思います。

私は上杉(長尾)氏の史料は不勉強であまりみていないのですが、「馬鹿者」と書状で罵ることが度々あったことなど、非常に短気だった様子が窺えて面白かったです。そのせいか、ややせっかちだったのでしょうか、しばしば家臣の離反を招いていますが、彼の性格も結構影響したのかなあと思わせられました。

本書を通じて、戦国時代あるいは上杉氏に対する関心がより高まるとともに、実際に勉強を深めようと思う人が増えることを期待します。

4864032718上杉謙信 (シリーズ・実像に迫る14)
石渡 洋平
戎光祥出版 2017-12-08

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