上海にて喋る
先週末、上海の復旦大学で開催された研究会(フォーラム)に招待されたので、報告してきました。
テーマは、「世界史の中の東アジア」、いずこにおいてもグローバルヒストリーが全盛といったところでしょうか。
報告時間は20分しかなかったので、日本中世の貨幣史を中国との関係から概略的に話しました。
私は中国語はまったくできない(勉強したこともない)ため、報告からコミュニケーションから日本語一辺倒だったのですが、その結果、語学ができないことによるデメリットを終始痛感することになりました。ほかの報告(中国語)も日本に関する内容がほとんどだったのですが(近世から近代の思想史が多かった)、中国語ができない私は議論どころか報告を理解することもできず、なんとももどかしい思いをすることになりました。
この歳では、これから勉強しても「使いこなす」レベルに到達することはもう不可能でしょうけれども、それでも中国語をちゃんと勉強した方がいいだろうと思うようになりました。今後の研究動向を考えても、中国語の論文にアクセスできることは必須になりそうだし…。でもまあ、その前に英語がいかんとも。
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