千葉関係の企画展巡見
少し前になりますが、千葉県内で開催されている中世に関係する企画展二つを見に行ってきました。
まずはお馴染み佐倉の歴博。「洛中洛外図屏風と風俗画」と題して、戦国期から近世にかけての京都を描いた絵図や屏風が数多く展示されていました。中でも私の一番のお目当てが、「歴博甲本」と呼ばれる洛中洛外図屏風。洛中洛外図屏風では、米沢にある「上杉本」が最も精緻で有名ですが、歴博にあるこの屏風もまた戦国期の京都を描いたものとして勝るとも劣らない価値を有するものとして知られています。記憶が定かではないのですが、私は多分歴博甲本の実物を見るのは初めてで、照明が若干暗いので細部は見えづらいところもありましたが、じっくり堪能してきました。ついでに、ミュージアムショップで売っていた縮小版の写真も購入。
その後、歴博のある佐倉城跡を散策。花見シーズンぎりぎりというか、かなり散っていましたが、花見で来ている人もまだたくさんいました。
そしてもう一つが、館山市立博物館の分館で開催されている「中世の安房と鎌倉」です。間には海があるものの、中世において鎌倉と安房とは文化的な結びつきが強いことを示す展示がされていました。安房には称名寺や円覚寺などの所領もあることから関連史料がいくつか遺っていることや、特に目を引くのが、安房には「やぐら」が多く確認されるという特徴を持っていることが示されていて興味深かったです。

一泊して、翌日には里見氏の城跡・稲村城跡や館山の「やぐら」をいくつか見てまわり、帰りには大山千枚田(千葉県鴨川市)という、房総にある立派な棚田を見学(写真参照)。終盤まで体調が悪く(二日酔いです…)同行した方々にご迷惑をおかけしましたが、二日間いい勉強になりました。
実は、当日は里見氏城跡が国史跡に指定されたことを記念してのシンポジウムが館山で開催されていたのですが、申込締切に間に合わず私は参加を見送りました。
千葉へ来て一年が過ぎましたが、元々土地勘もなく、いまだにまだまだわからないことが多いですので、徐々に地元の歴史を勉強していきたいと思います。






























































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